社会に出ても幸せに暮らせるように
For a happy future of your kids
障がいの無い人を基準に作られた現代社会。そんな社会の中で、いつか子ども達も親元を離れて暮らすようになります。その時、子ども達が幸せに暮らしていく為には、大人になった時に必要なことを、幼い頃から身につけていくことが大切です。
中学校を卒業してから学び出すのでは間に合いません。小学生の頃から、以下のようなことに取り組んでいく必要があると、私たちは考えています。
・一人で出来ることを増やしていくこと
・一人ひとりの苦手なことを補っていくこと
・自分の特徴や苦手を知って、周りに伝えられるようにすること
・周りの人とうまくやっていくためのコミケーションスキルを身につけていくこと
そのため「ぱるの木 ひえだ」では、脳科学をもとにした様々なアプローチ、挨拶や「ありがとう」などの良い習慣作り、仲間と一緒にやり遂げる達成感や自信の練磨などに重点を置いて、療育を行っています。
ぱるの木ひえだの療育方針
Rehabilitation policy
Evidence(エビデンス)に基づく反復と継続で子どもの可能性の芽を伸ばす
□ 運動・感覚刺激・神経疎通などによる脳科学的なアプローチで、脳を活性化させ心身の発達を目指す
□ 様々な体験を通して、仲間の大切さを感じる
□ 将来の社会進出(自立)に向けての基盤を作る
□ 療育で必要なのは「みんなが諦めないこと」「チャレンジすること」「できると信じること」
ぱるの木ひえだの5つの約束
5 Promises
ぱるの木では、日々の生活の中で、子ども達が「5つの約束」に取り組めるよう、指導しています。
挨拶は、コミュニケーションの基本であり、良好な人間関係を築くきっかけです。相手への気遣いや礼儀の現れですし、相手に好印象を与える材料でもあります。
また、挨拶はお互いの緊張の糸を解き、話しやすい雰囲気を作ったり、コミュニケーションを促したりしてくれます。
今、自分はどんな思いなのか? どんな気持ちなのか?
それらを言葉で表現することで、相手に自分の思いを伝えられるようにしていきます。
自分の気持ちを理解することが、ひいては相手の気持ちを理解したり、察したりする土台になります。
社会はルールで成り立っています。信頼は約束を守ることで築かれます。まず、言われたことを理解すること。うまくできる、できないに関わらず取り組むことが大切です。
ルールや約束を守ることは、自分の欲求や感情をコントロールする「自制心」を育むことにも繋がります。
人間誰しも一人では生きていけません。友達、親、兄弟、お世話をしてくれる人たち…。そんな身近な仲間を大切にすること。仲間に感謝の思いを伝えること。それができなければ、仲間からも大切にしてもらえませんし、いずれ孤立してしまいます。
周りに支えてもらうためにも、まずは自分が仲間を大切にすること。みんなに可愛がられながら幸せに暮らすためにも、「やってもらって当然」ではなく、「ありがとう」と感謝できる心を育てることが大切です。
新しいこと、苦手なことでも、チャレンジしなければ能力は伸びません。たとえ苦手なことでも、繰り返しやるうちに大抵はできるようになります。「食わず嫌い」のように、始めから苦手だと思い込んでいるだけで、やりだしたら上手にできるようになることも良くあります。
自分で自分の限界を作らない。勝手な思い込みで、自ら可能性の芽を摘まない。
スタッフたちも、この子たちなら「できる」という信念を持って、子どもたちに接しています。